2024-01-01から1年間の記事一覧

【Emacs】Pythonを書く設定2024下半期

Pythonを書くためのEmacsの設定は常にアップデートしている. reformatter および ruff-format をインストールする. これ以外にもtempelの設定もしてある.tempelについては以下の記事にて. 【Emacs】テンプレート用パッケージTempelの設定 - 備忘録 当然…

embarkの設定2024

設定はこんな感じ。 (global-set-key (kbd "C-'") #'embark-act) (global-set-key (kbd "C-\"") #'embark-dwim) (setq embark-help-key "?") (add-hook 'embark-collect-mode-hook #'consult-preview-at-point-mode) ;; embark-consultをインストールしたう…

空行を1行開けるときに便利なElisp

こうする。 ;; https://emacsredux.com/blog/2013/06/15/open-line-above/ (defun smart-open-line () "Insert an empty line after the current line. Position the cursor at its beginning, according to the current mode." (interactive) (move-end-of-…

dmacroの設定

dmacroのソースはここにあるのでダウンロードして、然るべき場所におく。 github.com dmacro-mode を有効にしたうえで、dmacroを使うことができる。トリガーに使うのはdmacro-keyである。 設定: (setq dmacro-key (kbd "C-S-e"))

VSCode版smartchrの設定(Python)

こんな感じ "smartchr.definitions": { "python": { "=" : [" = ", " == ", "="], "<" : [" < ", " <= ", "<"], ">" : [" > ", " >= ", ">"], "(" : ["(!!)", "("], "[" : ["[!!]", "[[!!]]", "["], "\"" : ["\"!!\"", "\"\"\"!!\"\"\"", "\""], } }

【Emacs】smartchrの設定 for Python

例えばこんな感じ。 (defun smartchr-keybindings-python () (local-set-key (kbd "=") (smartchr '(" = " " == " "="))) (local-set-key (kbd "+") (smartchr '(" + " "++" " += " "+"))) (local-set-key (kbd "-") (smartchr '(" - " "--" " -= " "-"))) (…

【Emacs】テンプレート用パッケージTempelの設定

テンプレート挿入・展開に便利なパッケージTempel がある. github.com 公式を参考に,設定はこんな感じ.テンプレート展開の部分キーワードを入力して M-+ でテンプレートが展開するので便利である. また「ここにテンプレートを展開したい」と思ったところ…

【Emacs】verticoの設定2024

こんな感じにしている. (add-hook 'after-init-hook #'vertico-mode) (with-eval-after-load 'vertico (setq vertico-cycle t) ;; Enable recursive minibuffers (setq enable-recursive-minibuffers t) ;; vertico-directory (define-key vertico-map "DEL…

【Emacs】corfuの設定2024

Emacsにおける補完入力パッケージcorfuの設定を少し修正した. corfu-prescientにはフィルタリング機能もあるが,それは止めてhotfuzzを使い始めた. (global-corfu-mode 1) (corfu-popupinfo-mode +1) ;; 補完候補に対して補助ドキュメントをポップアップ表…

『Online Phase Reconstruction via DNN-based Phase Differences Estimation』に基づく位相復元をLJ speech dataset上で行った話

はじめに 本記事は前回記事の続編である. tam5917.hatenablog.com 前回記事では実験がJSUTコーパス上で行われたが(basic5000 & onomatopee300),本記事ではオリジナルの論文と同じくLJ speech dataset上で実験を行ったときの結果を記録として残すものであ…

『Online Phase Reconstruction via DNN-based Phase Differences Estimation』(IEEE/ACM TASLP 2023)に基づく位相復元手法をPythonで実装した

はじめに Masuyama氏らによる位相復元の論文が出版されている. Y. Masuyama, K. Yatabe, K. Nagatomo and Y. Oikawa, "Online Phase Reconstruction via DNN-Based Phase Differences Estimation," in IEEE/ACM Transactions on Audio, Speech, and Languag…

oct2py経由でPHASERETを使って位相復元を行うためのPythonスクリプトを書いた話

はじめに 位相復元を行うための MATLAB/GNU Octaveライブラリ の一つにPHASERETがある. ltfat.org このライブラリをoct2py経由でPythonから使えるようにしたサンプルスクリプトをいくつか整備したので,それらを紹介するのが本記事の主旨である. ちなみに…

重み付きRPUに基づく位相復元手法をPythonで実装した

はじめに 手法 実装 実験 音声の分析条件 実験結果 おわりに はじめに 前回の記事でRPUに基づく位相復元手法を実装した. tam5917.hatenablog.com 今回はRPUの後続手法「重み付きRPUに基づく位相復元手法」が提案されている下記の論文を参考に,Pythonで実装…

『Phase reconstruction based on recurrent phase unwrapping with deep neural networks』に基づく位相復元手法をPyTorchで実装した

はじめに 手法 実装 実験 音声の分析条件 実験結果 おわりに 追記 はじめに Masuyama氏らによる位相復元手法 "Phase reconstruction based on recurrent phase unwrapping with deep neural networks"が2020年に提案されている. https://ieeexplore.ieee.or…

von Mises分布DNNに基づく位相復元手法をPyTorchで実装した

はじめに 実装 実験 特徴抽出およびミニバッチ構築について 音声の分析条件 実験結果 おわりに 追記 はじめに 音声の位相復元という研究トピックが存在している.分野に不慣れな人はまず,矢田部先生の解説記事を読むことをおすすめする. www.jstage.jst.go…

PyTorch 版 Gated Linear Unit (GLU) のラッパー

はじめに PyTorchにもGated Linear Unit (GLU)は用意されているが,アフィン変換などの部分はGLUモジュールの外で書かないといけない."Linear" は一体どこへやら. pytorch.org なのでラッパーを書いたということ. ソースコード ここに置いた.畳み込みはC…

scipyの新しいShortTimeFFTを使って振幅スペクトルと位相スペクトルを描画した

はじめに Pythonで短時間フーリエ変換(STFT)を計算するためのツール(ライブラリ)の一つにscipyがある. scipyでSTFTを計算するための関数がstftであったが,最新版(v1.12.0)ではlegacyに位置づけられている. scipy.signal.stft — SciPy v1.12.0 Manua…

情報理論に関する甘利先生の記事

www.jstage.jst.go.jp www.jstage.jst.go.jp

「誤り訂正技術Ⅰ ~基礎編~」および「誤り訂正技術Ⅱ ~応用編~」の各記事へのリンク

ブックマーク程度に。 基礎編 www.jstage.jst.go.jp www.jstage.jst.go.jp www.jstage.jst.go.jp www.jstage.jst.go.jp www.jstage.jst.go.jp 応用編 www.jstage.jst.go.jp www.jstage.jst.go.jp www.jstage.jst.go.jp www.jstage.jst.go.jp www.jstage.jst.…

『深層学習からマルチモーダル情報処理へ』p.37におけるミニバッチ版確率的勾配の分散を導出している論文

この論文の付録を読めば導出が書いてある arxiv.org

【Emacs】dabbrev-completionを強化する

Capeというパッケージを使う。 github.com 取り急ぎ (global-set-key (kbd "C-M-/") #'cape-dabbrev) とすれば、効果を実感できる。 補完候補が出すぎて困る場合、cape-dabbrev-check-other-buffersをnilにしたり、cape-dabbrev-min-lengthを小さくすると良…

Conv1d の後段にBatchNorm1dではなくLayerNormを置きたいとき

GroupNormを使う. nn.BatchNorm1d(out_channels) から nn.GroupNorm(1, out_channels) への置き換えでOK.GroupNormの第1引数はグループ数であり,ここを1に指定するとLayerNormと等価になる. discuss.pytorch.org

【Emacs】Ubuntu上でC/C++言語のlanguage server (Clangd)を動かすときの設定

Clangdの公式ページに基づいてインストールする. clangd.llvm.org sudo apt-get install clangd 上記によりClangdのバイナリがインストールされる. Emacs側はeglotパッケージを活用する。 Clangdに関する設定を追記する. (add-hook 'c-mode-hook #'eglot-…

【Emacs】eldocが複数行に渡るのを抑制したいときの設定

こうする. (setq eldoc-echo-area-use-multiline-p nil) ;; eldocが複数行に渡っても1行のみ表示

【Emacs】Ubuntu上のEmacsで日本語フォントが中華系フォントで表示されたときの対処法

こうする (set-language-environment 'utf-8) よく見かける以下の設定ではだめ. (set-language-environment "Japanese")

【Emacs】tab-bar-modeにおけるタブ移動をワンストロークで行う設定

書いてみた. tab-bar-modeはM-x tab-bar-modeとするか ,もしくは設定ファイルに(tab-bar-mode +1)と書いて有効化する. それぞれのtab-bar には通し番号がついており,それらの間の移動をキーボードからワンストロークで行いたかったので,簡単な設定をつ…

【Emacs】tab-barのタブ構成をEmacs終了後に再度復元したいとき

desktop-save-modeを有効にしておくとよい. (desktop-save-mode +1)

【Emacs】thingoptは便利

こんな感じで使っている. thingoptはMELPAからインストール可能. (require 'thingopt) (define-thing-commands) (global-set-key (kbd "C-,") #'mark-word*) (global-set-key (kbd "C-.") #'mark-symbol) (global-set-key (kbd "C-M-,") #'mark-string) (g…

【Emacs】モードラインに現在行数と総行数を同時に表示する設定

こう書く. (setq line-number-display-limit nil) (defvar my-mode-line-format nil) (setq my-mode-line-format " (%%l/%d,%%c)") (if size-indication-mode (setq my-mode-line-format (concat my-mode-line-format " of %%I"))) (setq mode-line-positio…

MacOSにRicty Diminishedをインストールし、Emacsに設定したときのメモ

MacOS (Sonoma) に Ricty Diminishedをインストールしたくなったので、そのときのメモ。 以下のサイトからフォントをzipファイルでダウンロードする。 github.com 解凍したzipファイルにフォントたち(.ttf)が入っているので、好きなものをダブルクリックで…