init-loader.elを使わない理由

Emacsの設定ファイルを分割して,init-loader.elで順にロードするという方法が存在する.
私も設定ファイルの分割には賛成だが,init-loader.elは使っていない.
私は,ある一つのファイル(仮にそれをinit-main.elとしよう)に,
分割した設定ファイル群(init-***.elという命名規則)をロードするコード(require 'init-***)を列挙している.
それは以下の理由による:

  • 設定ファイルのロードのON/OFFが容易
    • OFFにしたい場合はinit-main.elにおいて当該箇所をコメントアウト.init-loaderではファイルのリネームなどを必要とする.
  • init-main.elにおいてコメントにより補足説明が可能
    • 記憶に負担をかけないため
  • 設定ファイルを相互依存しないようにすれば管理も容易
    • init-loaderでは少なからず,ロード順を意識してファイル名をつける必要があるが,管理という面ではメンテナンスがしにくい.ファイル数が多くなってくるとこの点は顕著になる.

当然,異論はあるだろう.
init-loaderを用いなければならない理由を他にも色々と知りたいものである.

追記

先日,el-initというelispの存在を知った.
init-loaderではファイル名の先頭につけた数字でロード順を指定するが,ここではロード順をディレクトリ名で指定するものとなっている.

追記2

init-loaderではエラーが出た設定ファイルは読み込まれない,という特徴があり,原因究明がしやすくなるというメリットがある.
またログの出力機能を備えていることもメリットとして挙げられる.
その反面,起動時間は犠牲になる.